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過去にパート1もブログに書いていますが、そちらはあくまでも専用部品がない時の応急処置でした。
今回はPanaspnicから直接、本体右側からの水漏れ対応部品を購入してきたので、実際に修理の流れを写真付きでお伝えしたいと思います。
時間的に余裕のある方はこちらのパート2で対応して下さい。時間に余裕のない方はパート1を参考にしてもらった方がいいかなと思います。
まず、今回問題になっているのがPanasonic製家庭用エアコン『Fシリーズ』の本体右側からの水漏れです。
↓の写真が実際にパナソニックからとりよせた対応部品です。
メーカーの言い分だと年式は2011年~2014年とあります。
ちなみにこちらの部品は2.2kw~4.0kwまでの機種。
それより上の機種はもう一回り大きな部品になっていますので注文のさいはお気をつけ下さい。
今このブログに辿り着いたみなさんの全ての情報がここにあると思っていいと思います。
なぜなら去年の夏、このパナソニックのFシリーズの2011年~2014年製のエアコンを100台ぐらい洗って、20台近くこの本体右側からの水漏れに悩まされたからです。
おかげさまで今ではこの部品がなくてもこの水漏れなら問題なく止められます。
まず化粧パネル、フィルター、ルーバー、などを外し全面をむき出しにします。↓
次に、ドレンパンをぶら下げる必要があるので、ドレンパンについているルーバーモーターを外します。この時、ぶら下げていたら引っ掛けたりするのが心配なら基板にあるコネクターから外して離れたところに置いておいてもいいと思います。↓
ドレンパンを外すのはここ(本体左下の角)のツメを手前に引けば簡単に外れます。
もう一箇所右側にも同じようなツメがあるので手前に引けばドレンパンが簡単に外れます。
両方のツメを外すとこんなかんじにぶらんとなりますが、まだドレンパンとドレンホースがつながっているのでドレンパンが落ちてくることはありません。
ここまで分解していくと、問題の箇所が見えてきます。この赤丸ですね↓
この赤丸の部分とドレンパンの接続部分がうまくないみたいで本体の右側からだけ水が垂れてくるようです。
ここの水気を取ります。僕はブロワーで水気を吹き飛ばします。本当はエアコンクリーニングをして綺麗にしたあとの方が気持ちよくできるんですが、今回は水漏れ対応の依頼だけでしたので、最低限の汚れだけを拭き取りました。
ここから例の水漏れ対応部品の出番です。
接着剤はセメダインを使用と書かれていますが、僕はエアコン取り付け工事の時に使っている塩ビパイプ用の接着剤を使用しています。特に理由はありません。
↑これが実際に水漏れ対応部品を装着したところの写真です。なんとなく見えますでしょうか?
原理としては上から落ちてくるドレンをドレンパンとの接続部分に当てずにこの部品でちょっとだけ前と下に延ばして隙間に水が行かないようにしているようです。
この原理が分かれば、この部品がなくても応急処置で対応する事は十分可能です。
その場合は元のブログを参考にしてみて下さい。
後は元通りに組み立てて試運転して終わりですが、僕はエアコンが作動して熱交換器が結露するまで待てないので、部品を装着したあたりに集中的に水を流してみます。
そこで水漏れがとまっているようであれば修理は成功といえるでしょう。
急な水漏れで戸惑うこともあると思いますが、何かの参考になれば幸いです。
今まで特に原因が分からずに付けたり外したりしてたら改善されていたのですが、こちらのブログを拝見して対処法が分かり安心しました。
ありがとうございます!
何度も申し訳ありません。
先程パナソニックに問い合わせたところ、登録している修理業者でなければ販売できないという事で断られたのですが、
こちらの特殊具はどちらで購入されましたでしょうか。
ご近所の電気屋さんから購入したしたので、このブログ見てもらいましたが。
パナソニックから、電話で見積もり1万5千円位とのことです。
17日に出張して来ると、まあ7年使用した(2012年製)ことだし、
納得できないままにOKしましたが、スッキリしません。
これふざけてるよね。H30年8月10日3時間かかった。
けど、書かれているように、3回やってもうまくいかず、ファンにあたって音が直らなかった。
リコールならこんな手間くうのおかしい。
近年CFシリーズの漏水に悩まされていました。下にあったテレビが壊れて弁償したこともあります。昨日は同じ家で2台漏水がなかなか止まらず30分くらい戦い、やっと止まって帰ったら、後からお客様より、1台から水が垂れてきてると連絡があり、頭がおかしくなりそうでした。藁をも掴む思いでネット検索し、行き着いたオフィスKさんのブログのおかげで助かりました。これまで、室内機本体左側を少し持ち上げると止まることがあるものの、原因がわからなかったので、すっきりしました。水が吹き出し口側に流れるか、ドレンパン側に流れるかは、ほんの1ミリ、あるいはそれ以下のズレの差なんでしょうね。夏以外の結露しない時期に作業したエアコンが夏になって漏水するというケースもあるので、作業後に漏水していなくても、上から水を注いでチェックしたり、この方法で対策を講じておくことも必要かもしれないですね。すばらしい画像入りの解説を載せてくださり、ありがとうございました。
今日、12年落ちの日立のエアコンからもクリーニング後に水垂れがあり悩まされました。しかも左右から。泣。熱交換器とドレンパンを見ると、パナソニックと同じ構造なので、ブチルテープで処置するとピタッと水垂れが止まりました。オフィスKさんのおかげで、またまた助けられました。あらためて感謝をお伝えします。
昨日の最後の現場も水垂れ→ブチルでした。パナCFの5年落ち。組み立て後、垂れてくるんじゃないかと思うとやっぱり垂れてくるんです。クリーニング業者的にはドレンパン外しで洗浄したいところですが、下請けのバカみたいに安い請け負い料金で件数こなしてなんぼのうちらには時間的に無理!まして、水垂れなんかしたら次の現場に遅刻です。でも容赦なく垂れてくるんです。ドレンパン外してないから、熱交換器との位置関係はズレてないはずなのに、何で吹き出し口側に流れてしまうんですかね。オフィスKさんに教えていただいた方法を身につけて以来、水垂れが始まったら無駄な時間を浪費しないため、ルーバーのステップモータを外し、ドレンホースは外さずドレンパンを外し、ついでにドレンパンの中の汚れを拭いてキレイにして、例の部分を乾いたウェスで拭き、カットしたブチルテープを貼り、さっさと収めます。完璧に数分で解決するので、時間的にも気持ち的にも楽になりました。
パナの水漏れは圧倒的に右ですが、左もあるんですね。沖縄では型番が異なるかもしれませんが、水漏れするのは、いつもパナの汎用機CFシリーズ(代表的な型番CS-◯◯◯CF)なのですが、昨日はその前の時期の汎用機TBシリーズ(同CS-◯◯◯TB)でした。熱交換器からドレンパンに続く結露水が流れる部分の形状が異なり、距離があるため苦労しました。ブチルテープを重ねるようにして繋げて長めにしてドレンパンまで誘導しました。今回はエアコン洗浄作業後の不具合ではなく、洗浄作業前から水漏れするので見てほしいというお客様からの要望でした。作業前にも作業後にも水漏れはありませんでしたが、ペットボトルに入れた水を熱交換器にかけたところ水漏れしました。熱交換器とドレンパンとにらめっこしながらブチルテープを貼っては剥がしを繰り返し、試行錯誤の末、何とか水漏れがしなくなったので、元に戻し終了。サービスなのに1時間くらいかかりましたが、お客様が喜んでくださったので良かったです。
はじめまして
2011年製のcsシリーズで突然の右側からの
水漏れで悩んでいましてたどり着きました
特殊具を着けてもまだ漏れる場合は
着け方に問題がある感じでしょうか?
もう何度もパネルの脱着をして心が
折れそうです(泣
オフィスK様
お忙しい中電話でのアドバイス有難うございました
帰ってから早速特殊具を外してから
ブチルテープをファンには当たらないように
前には長めで貼ってみました
上から流れ落ちる通路に結露以上の水を垂らしても全く漏れなくなりました
感動しました
メーカー対策の特殊具より
オフィスK様のアイデアの方が格段に効果ありです
基盤故障などで全く冷気が出なかったら諦めつくのですが水漏れさえ止まればまだまだ
使えるのでなんとかしたかったのですが
諦めなくて良かったです
本当に有難うございました
ユーザーです。本件は、完全にメーカーで保証するものと考えます。顧客が費用を出して修理することは考えられません。
最近の風潮は、自らのメーカー責任を放棄している。特に最近ひどい。
特に2011~2014年製は、当然です。発生都度、メーカー費用で修理すべきです。
どうお考えですか。(現場の人は、たちまち最前線であるので、とりあえず直す事が使命ですので、仕方ありませんが。)
8月31日に、お便りしたものです。
本件、メーカー修理で対応してもらいました。無料です。
貴ホームページを参照していたので自信を持って対応しました。
ありがとうございました。強い味方でした。
道理が通らないことに支払うつもりはありません。
これで、関西も無料の実績が出来ました。
こんにちは。
メーカーのリコール品なのに修理費請求されるって謎ですよね。
大半の人は泣き寝入りだったと思います。
これで関西でも無償修理されるようになってくれるといいですね^ ^
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